自殺日記

双極性障害 自殺するまで書きます

結婚したくない側の話

『好き』なだけで恋ができていた頃が懐かしく羨ましいです。

 

個人的な問題なのかもしれませんが、大人になってから『好き』なだけでは身動きが取れないと感じることが増えました。

そう感じるようになったから大人になったのかもしれないし。

10代の頃、いや20代の前半くらいまでは、ただ好きなだけで充分でした。

好きだと思ったら行動すれば良いし、伝えれば良いし、遠い未来のことなど考えずに恋をしていました。

 

大人になって、"結婚"の二文字が目の前に現れてから、恋の仕方がわからなくなりました。

 

わたし自身は結婚願望がありません。幼い頃から一貫しています。

誰かと歳を取りたいとか、一緒に暮らしたいとか、そういうことは考えられないです。

一人でもいいから、自由に生きられたらいいな、なんでこの歳でも本気で考えている。

でも当たり前にこの感性はマイノリティなんですよね。

大半の人は、結婚を考えていると思います。少なくともわたしの周りは。

友達とか、親や相手の家族や、もちろん恋人自身も。

結婚したくないのに、この歳まで恋人と過ごして、これから先どうするつもりなのか。

本当にもう心を決めなければならない時期になったんだなと思います。タイムリミットが来たんです。結婚する気がないなら、いつまでも縛っていてはダメなんですよね。

 

 

そして虚しいのは、この先また誰か別の人を好きになったときにも、同じことで躓いて同じことで悩むんだろうということです。

結婚する気がないのだから、好きになったってしょうがない。

この問題ばかりは、本人たちが良いんだからとかじゃないと思っています。

相手のご両親の価値観があるからです。

 

 

最近ずっとそればかりを考えています。

好きになったってしょうがない。

もうタイムリミットが来てしまった。

 

『好き』だけで恋をしていた頃に戻れたらどんなに幸せなことか。