自殺日記

双極性障害 自殺するまで書きます

これと云って大切なモノなんて無いから 孤独だって事にすら気付けないのかな


tacicaさんの黄色いカラスという曲の一節です

 

人と人の距離は相対的なものであるとわたしは思います
好きな人がいるから嫌いな人がいる
特別がいるからその他大勢という意識が生まれる

『大好き』は即ち、人間関係の物差しだと思う

特定の誰かに向ける大きな感情が
自分と、その他たくさんの距離を
つまり人の中における、自分の立ち位置を決めるんだと思います

 


特別がなかったらどうなるんだろう
誰かと誰かの間でずっと迷子のままなのかな


わたしは、なるべく人を嫌いたくないと思っています
わたしを取り囲むすべての人を
どんな人であっても嫌いたくない
そうやって過ごしてきました

どんな人も必ず素敵な顔を持っていますからね
その人のいい面だけを見て付き合っていきたい


そうやって来て、最近気がついたのは
自分には『特別』がないということ

嫌いな人がいないから、特別好きな人もいないのかもしれない

そういう自分は
好きな人がたくさんいるような気がして
実はずっと独りなのかな
迷子のままフラフラしているような
そういうことにようやく
気がつきました

 

でも今更どうにもならない
みんなのことが好きなことは事実で
どんな人にも愛したい顔がある
それは自分の中で変わらないことなんですよね

だって本当にどんな人も素敵だから
わたしには素敵に見えるから

 

すべての人を嫌わない
すべての人を好きでいること

それって間違っていたのかしら
すべてが好きなことは悪いことなのか

わたしはずっと迷子のままなのかな

 

 

涙が止まらなくなってきたので
今日はもうおしまい、おやすみなさい

 


ヲノデラ